自沔東来、丁未元日、至金陵、江上感夢而作。
1燕燕軽盈、鶯鶯嬌軟、分明又向華胥見。
2夜長争得薄情知、春初早被相思染。
3別後書辞、別時針線、離魂暗逐郎行遠。
4淮南皓月冷千山、冥冥帰去無人管。
沔東から来て、丁未元日に、金陵に至り、江の上で夢に感じて作った。
1燕燕は軽盈に、鶯鶯は嬌軟しく、分明と又た華胥で見った。
2夜は長い、薄情で知る争得い、春の初めに早くも相思で染められた。
3別れた後の書の辞、別れる時の針線、離魂は暗かに郎を逐って行遠った。
4淮南の皓い月に千山は冷たい、冥冥いなか帰去っても無人管い。
淳熙十四年(1187)、三十三歳の作。
⇒『宋詞三百首』184踏莎行(姜夔)
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