1秋風原頭桐葉飛、幽篁翠冷山鬼啼。
2海図拆補児女衣、軽衫笑指秦人渓。
3秦人得知晋已前、降唐臣宋誰為言。
4忽逢桃花照渓源、請君停篙莫回船。
5編蓬便結渓上宅、採桃為薪食桃実。
6山林黄塵三百尺、不用帰来説消息。
1秋風のふく原頭に桐の葉が飛び、幽篁の翠は冷たく山の鬼が啼いている。
2海図(の布)を拆いて児女の衣を補い、軽衫をきたまま笑って(君はこれからゆく)秦の人のすむ(桃源郷の)渓を指す。
3秦の人は(陶淵明の)晋より已前のことを知ることができるだろうが、降んだ唐や(元の)臣となった宋のことは誰がかれらの為に言すだろう(誰も話すまい)。
4忽と桃の花が渓の源を照すところに逢ったなら、請か君よ 篙を停めて船を回しては莫い。
5蓬を編んで便で渓の上の宅を結り、桃を採って薪と為て桃の実を食べよ。
6ここの山林は黄塵が三百尺、帰って来て消息を説るには不用いから。
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