1梅(うめ)の花(はな)ほころぶ南北(なんぼく)のわかれ路(みち)、風雨(ふうう)が征衣(たびごろも)を湿(しめ)らせる。
2(大庾)嶺(れい)を出(こ)えるのに誰(だれ)と同(いっしょ)に出(こ)えようか、郷(ふるさと)に帰(かえ)るのに此(こ)の如(よう)なさまで帰(かえ)るとは。
3山河(さんが)は千古(むかし)から在(そのまま)だが、城郭(じょうかく)は一時(あっというま)で非(かわ)ってしまう。
4餓死(がし)は真(まこと)に吾(わ)が志(こころざし)だが、(囚われの身であるから)夢(ゆめ)の中(なか)で(いにしえの伯夷・叔斉のように)薇(わらび)を採(と)りに行(い)こう。
0 件のコメント:
コメントを投稿