2024年9月28日土曜日

宋詩035 宜春苑

宜春苑  范成大

1狐塚獾蹊満路隅、行人猶作御園呼。
2連昌尚有花臨砌、腸断宜春寸草無。

1狐きつねのすむ塚はかや獾いのししの蹊とおりみちが路みちの隅そばに満いっぱいあるが、行いきかう人ひとびとは猶それでも御園ぎょえんの呼よびかたを作している。

2(唐の)連昌(れんしょう)(宮)は(廃れて)尚(なお)も砌(きざはし)を臨(みおろ)す花(はな)が有(あ)ったというが、腸断(かな)しいことに宜春(ぎしゅん)(苑)には寸(ちいさ)な草(くさ)も無(な)い。

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