2024年9月24日火曜日

宋詩031 范待制の秋興に和す

和范待制秋興  陸游

1策策桐飄已半空、啼螿漸覚近房櫳。
2一生不作牛衣泣、万事従渠馬耳風。
3名姓已甘黄紙外、光陰全付緑尊中。
4門前剥啄誰相覓、賀我今年号放翁。

 

策策(カサカサ)(きり)(の葉)は(ひるがえ)って(すで)(なか)()く、(ひぐらし)(しだい)(まど)(ちか)くなってきたと(かんじ)る。

一生(いっしょう) (うし)(にかぶせる)(ぬの)のなかで()くようなまねは不作(しな)い、万事(ばんじ) ()(うま)(みみ)(かぜ)のように()よう。

名姓(なまえ)(すで)に(辞令の)黄紙(かみ)(そと)であることに(あま)んじ、光陰(じかん)(すべ)緑尊(さけ)(なか)(ゆだ)ねる。

門前(もんぜん)剥啄(コツコツ)(だれ)相覓(たずね)てきたのか、(わたし)今年(ことし) 放翁(ほうおう)(ごう)したのを(いわ)いに。

 

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