1我居北海君南海、寄雁伝書謝不能。
2桃李春風一杯酒、江湖夜雨十年灯。
3持家但有四立壁、治病不蘄三折肱。
4想得読書頭已白、隔渓猿哭瘴煙藤。
1我は北の海に居て君は南の海、雁に寄せて書を伝えたいが不能いと謝られた。
2桃李に春風がふき一杯の酒をくみかわした、江湖できいた夜の雨 十年まえの灯。
3家を持つも但だ四(方)に壁を立てて有るだけ、病を治すには三(回)肱を折るが(すでに君は苦労してきたからもう)不蘄い。
4想得く(君は)読書して頭は已に白いだろう、渓を隔てて猿が哭いているだろう 瘴の煙けぶる藤のえだにすがりつきながら。
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