2024年8月27日火曜日

宋詩015 王逢原を思う三首 其の二

思王逢原三首 其二  王安石

1蓬蒿今日想紛披、冢上秋風又一吹。
2妙質不為平世得、微言唯有故人知。
3廬山南堕当書案、湓水東来入酒卮。
4陳跡可憐随手尽、欲歓無復似当時。

1蓬蒿(ざっそう)が今日(きょう)は紛披(おいしげ)っている想(だろ)う、(君の)冢上(はか)に秋風(あきかぜ)が又(ま)た一吹(ふ)くころとなった。

2妙(すぐ)れた(資)質(しつ)は平世(へいせい)に得(もちいられ)る不為(ことはな)く、その微言(ことば)は唯(た)だ故人(とも)だけが知(し)って有(い)た。

3廬山(ろざん)が南(みなみ)に堕(くず)れて書案(つくえ)に当(あた)りそうな(所で君と学び)、湓水(ぼんすい)が東(ひがし)に来(なが)れて酒卮(さかずき)に入(はい)りそうな(所で君と酒を酌み交わした)。

4陳跡(おもいで)は可憐(かな)しくも随手(つぎつぎ)と尽(つ)き、歓(よろこ)びたい(欲)が復(ふたた)び当時(とうじ)の似(よう)にとは無(いかな)い。

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