2024年8月21日水曜日

宋詩009 戯れに元珍に答う

戯答元珍  欧陽脩

1春風疑不到天涯、二月山城未見花。
2残雪圧枝猶有橘、凍雷驚筍欲抽芽。
3夜聞帰雁生郷思、病入新年感物華。
4曾是洛陽花下客、野芳雖晩不須嗟。

春風(はるかぜ)(てん)(はて)までは不到(こな)いのだろうか()二月(にがつ)(やま)あいの(まち)では(はな)()()ない。

(なご)(ゆき)(えだ)(おさ)えて()(たちばな)()り、()てつく(かみなり)(たけのこ)(おどろ)かして()(ひきだ)そう()としている。

(よる)に(北へ)(かえ)(かり)のなきごえを()けば(ふるさと)への(おも)いが(しょう)じ、()んで(あたら)しい(とし)(むかえ)物華(はるのけはい)(かん)じる。

(かつ)ては(わたし)洛陽(らくよう)(はな)(した)(きゃく)()(はな)(おそ)けれども()(なげ)くには不須(およ)ぶまい。

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