寒食 王禹偁
1今年寒食在商山、山裏風光亦可憐。2稚子就花拈蛺蝶、人家依樹繋鞦韆。
3郊原暁緑初経雨、巷陌春陰乍禁烟。
3郊原暁緑初経雨、巷陌春陰乍禁烟。
4副使官閑莫惆悵、酒銭猶有撰碑銭。
1今年の寒食は商山に在るが、山裏の風光は亦り可憐い。
2稚子は花に就いて蛺蝶を拈り、人家では樹が依い鞦韆が繋られている。
3郊原の暁の緑は雨が経た初り、巷陌の春の陰は烟を禁じた乍り。
4副使の官は閑だが惆悵いては莫い、酒をかう銭には猶だ碑を撰く銭が有るのだから。
*寒食:節句。冬至から数えて105日目からの3日間、火を使わずに冷たい食事をとる。
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