2023年10月9日月曜日

詩経129 国風・秦風・蒹葭

1蒹葭蒼蒼、白露為霜。所謂伊人、在水一方。遡洄従之、道阻且長。遡遊従之、宛在水中央。
2蒹葭淒淒、白露未晞。所謂伊人、在水之湄。遡洄従之、道阻且躋。遡遊従之、宛在水中坻。
3蒹葭采采、白露未已。所謂伊人、在水之涘。遡洄従之、道阻且右。遡遊従之、宛在水中沚。

1蒹葭(あし)は蒼蒼(あおあお)、白(しろ)い露(つゆ)は霜(しも)と為(な)る。

所謂(いわゆる) 伊(こ)の人(ひと)は、水(かわ)の一方(かなた)に在(い)る。

遡洄(さかのぼ)って之(これ)に従(したが)おうとするが、道(みち)は阻(けわ)しく且(さら)に長(なが)い。

遡洄(さかのぼ)って之(これ)に従(したが)おうとするが、宛(まる)で水(かわ)の中央(ちゅうおう)に在(い)るよう。

2蒹葭(あし)は淒淒(さむざむ)、白(しろ)い露(つゆ)は未晞(かわかな)い。

所謂(いわゆる) 伊(こ)の人(ひと)は、水(かわ)の(之)湄(みぎわ)に在(い)る。

遡洄(さかのぼ)って之(これ)に従(したが)おうとするが、道(みち)は阻(けわ)しく且(さら)に躋(のぼ)る。

遡洄(さかのぼ)って之(これ)に従(したが)おうとするが、宛(まる)で水(かわ)の中坻(なかす)に在(い)るよう。

3蒹葭(あし)は采采(いろづ)き、白(しろ)い露(つゆ)は未已(のこ)っている。

所謂(いわゆる) 伊(こ)の人(ひと)は、水(かわ)の(之)涘(きし)に在(い)る。

遡洄(さかのぼ)って之(これ)に従(したが)おうとするが、道(みち)は阻(けわ)しく且(さら)に右(めぐ)る。

遡洄(さかのぼ)って之(これ)に従(したが)おうとするが、宛(まる)で水(かわ)の中沚(なぎさ)に在(い)るよう。

 

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