1静(しとや)かな女(むすめ)は其(そ)れ姝(みめよ)く、我(わたし)を城(じょうへき)の隅(すみ)で(於)俟(ま)っている。
愛(いと)しいけれども(而)(姿が)不見(みえな)い、首(くび)を搔(か)いて踟躕(うろうろ)する。
2静(しとや)かな女(むすめ)は其(そ)れ孌(みめよ)く、我(わたし)に彤(あか)い管(ふえ)を貽(おく)る。
彤(あか)い管(ふえ)は煒(かがや)き有(あ)り、女(それ)の美(うつく)しさを説懌(よろこ)ぶ。
3牧(まき)から(自)荑(つばな)を帰(おく)る、洵(まこと)に美(うつく)しく且(さら)に異(めずら)しい。
女(それ)が(之)美(うつく)しいと為(す)るのではない(匪)、美(うつく)しい人(ひと)の(之)貽(おく)ったものだから。
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