2023年8月28日月曜日

詩経039 国風・邶風・泉水

1毖彼泉水、亦流于淇。有懐于衛、靡日不思。孌彼諸姫、聊与之謀。
2出宿于泲、飲餞于禰。女子有行、遠父母兄弟。問我諸姑、遂及伯姊。
3出宿于干、飲餞于言。載脂載牽、還車言邁。遄臻于衛、不瑕有害。
4我思肥泉、茲之永歎。思須与漕、我心悠悠。駕言出遊、以写我憂。

1毖(さらさら)と(湧く)彼(あ)の泉水(いずみ)も、亦(やは)り淇(き)(水)に(于)流れる。

衛(えい)に(于)懐(おも)うこと有(あ)り、日(いちにち)として不思(おもわな)いことはない(靡)。

孌(かわいら)しい彼(あ)の諸姫(むすめたち)、聊(いささ)か之(あのこたち)と(与)謀(かた)ろう。

2(里を)出(で)て泲(せい)に(于)宿(とま)り、禰(でい)で(于)飲餞(わかれのさかもり)をした。

女子(おなご)は行(とつ)ぐこと有(あ)り、父母(ふぼ)兄弟(きょうだい)と遠(とお)ざかる。

我(わたし)の諸姑(おばたち)を問(たずね)いたい、遂(そし)て伯姊(あねうえ)に及(およ)びたい。

3(里を)出(で)て干(かん)に(于)宿(とま)り、言(げん)で(于)飲餞(わかれのさかもり)をした。

(車に)載(そこ)で脂(あぶら)をさし載(そこ)で牽(くさび)をさし、車(くるま)を還(かえ)してさて(言)邁(すす)む。

遄(すみやか)に衛(えい)に(于)臻(いた)りましょう、不瑕(きっ)と害(さわり)が有(あ)るから。

4我(わたし)は(故郷の)肥泉(ひせん)を思(おも)い、茲(ここ)に之(こ)れ永(いつまで)も歎(なげ)く。

須(しゅ)と(与)漕(そう)を思(おも)い、我(わたし)の心(こころ)は悠(しみ)悠(じみ)。

(車に)駕(の)ってさて(言)遊(あそ)びに出(で)て、以(そうし)て我(わたし)の憂(うれい)を写(のぞ)きましょう。

 

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