2023年8月26日土曜日

詩経032 国風・邶風・凱風

1凱風自南、吹彼棘心。棘心夭夭、母氏劬労。
2凱風自南、吹彼棘薪。母氏聖善、我無令人。
3爰有寒泉、在浚之下。有子七人、母氏労苦。
4睍睆黄鳥、載好其音。有子七人、莫慰母心。

1凱(やわら)いだ風(かぜ)が南(みなみ)から(自)、彼(あ)の棘(いばら)の心(わかめ)に吹(ふ)く。

棘(いばら)の心(わかめ)は夭夭(つやつや)したが、母氏(かあさん)は劬労(くろう)される。

2凱(やわら)いだ風(かぜ)が南(みなみ)から(自)、彼(あ)の棘(いばら)の薪(き)に吹(ふ)く。

母氏(かあさん)は聖善(りっぱ)だが、我(われら)には令人(よきひと)が無(いな)い。

3爰(ここ)に寒(つめ)たい泉(いずみ)が有(あ)る、浚(しゅん)の(之)(町の)下(ほとり)に在(あ)る。

子(こ)が七人(しちにん)有(い)ても、母氏(かあさん)は労苦(くろう)される。

4睍睆(ほがらか)に黄鳥(うぐいす)は、載(すなわ)ち其(そ)の音(こえ)を好(よ)くする。

子(こ)が七人(しちにん)有(い)ても、母(かあ)さんの心(こころ)を慰(なぐさ)めることができない(莫)。

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