2023年8月23日水曜日

詩経028 国風・邶風・燕燕

1燕燕于飛、差池其羽。之子于帰、遠送于野。瞻望弗及、泣涕如雨。
2燕燕于飛、頡之頏之。之子于帰、遠于将之。瞻望弗及、佇立以泣。
3燕燕于飛、下上其音。之子于帰、遠送于南。瞻望弗及、実労我心。
4仲氏任只、其心塞淵。終温且惠、淑慎其身。先君之思、以勗寡人。

1燕燕(つばめ)がさて(于)飛(と)ぶ、差池(ふぞろい)な其(そ)の羽(はね)。

之(こ)の子(こ)はさて(于)帰(とつ)ぐ、遠(とお)く野(の)に(于)送(おく)る。

瞻望(ながめ)るが弗及(およばな)い、泣涕(なみだ)は雨(あめ)の如(よう)。

2燕燕(つばめ)がさて(于)飛(と)ぶ、頡(たか)く之(こ)れ頏(ひく)く之(こ)れ。

之(こ)の子(こ)はさて(于)帰(とつ)ぐ、遠(とお)く之(ここ)に(于)将(おく)る。

瞻望(ながめ)るが弗及(およばな)い、佇立(たたず)んで以(そうし)て泣(な)く。

3燕燕(つばめ)がさて(于)飛(と)ぶ、下(した)に上(うえ)に其(そ)の音(おと)。

之(こ)の子(こ)はさて(于)帰(とつ)ぐ、遠(とお)く南(みなみ)に(于)送(おく)る。

瞻望(ながめ)るが弗及(およばな)い、さても(実)我(わたし)の心(こころ)を労(かな)しませる。

4仲氏(あなた)は任只(やさし)しい、其(そ)の心(こころ)は塞淵(ひろ)い。

終(すで)に温(やさ)しく且(さら)に惠(すなお)で、其(そ)の身(み)を淑慎(つつ)しんでいる。

先君(なきひと)を之(こ)れ思(おも)い、以(そうし)て寡人(わたし)を勗(はげま)した。

 

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