戯平甫
1双螺未合、双蛾先斂、家在碧雲西。
2別母情懐、随郎滋味、桃葉渡江時。
3扁舟載了、匆匆帰去、今夜泊前渓。
4楊柳津頭、梨花牆外、心事両人知。
平甫に戯れる
1双つの螺が未合いうちに、双つの蛾を先に斂める、家は碧雲の西に在る。
2母と別れた情懐、郎に随う滋味、桃葉が江を渡る時。
3扁舟に載了って、匆匆と帰去った、今夜は前渓に泊まる。
4楊柳の津頭、梨の花が牆の外に、心事は両人が知っている。
制作年、未詳。 0平甫:張鑑、字は平甫。 1双螺:少女の髷の形。 双蛾:女性の眉の形。 斂:皺。 碧雲西:佳人のいるところ。江淹「休上人怨別詩」に「日暮碧雲合、佳人殊未来」とある。 2桃葉:東晋の王献之の愛妾。金陵の秦淮河の渡し場で「桃葉歌」を作って贈ったという。『隋書』「五行志上」に見える。
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