2023年2月19日日曜日

白石詩092灯詞③

灯詞〈見武林旧事〉

其三

1沙河雲合無行処、
2惆悵来遊路已迷。
3却入静坊灯火空、
4門門相似列蛾眉。

 

其三

 

1沙河(塘)は雲合(ひとだかり)で、行く処も無い、

惆悵(かな)しいが遊びに来て、路に已に迷った。

(おもいがけ)ず静かな(ろじ)に入ってみると、灯火は(まばら)で、

門門(どのもん)蛾眉(びじょ)を描いた灯籠)を(つら)ねている相似(よう)だ。


1沙河:沙河塘。『新唐書』「地理志」に「銭塘、望、南五里有沙河塘、咸通二年刺史崔彦曾開」とある。 雲合:雲集する。漢・揚雄「解嘲」に「天下之士、雷動雲合」とある。

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