灯詞〈『武林旧事』に見える〉
其一
1南の陌(とおり)、東の城(まち)、尽く舞児(おどりこ)、
2金で画(えが)いた刺繡が羅衣(うすぎぬ)に満(いっぱ)いに。
3也(ま)た知る、春遊の夜を愛惜しているのだろう、
4舞って銀蟾(つき)が落(しず)んでも不肯帰(かえろうとしな)い。
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