2023年2月17日金曜日

白石詩089観灯口号十首①

観灯口号十首

其一

1世間形象尽成灯、
2烘火旋紗巧思生。
3列肆又多看不遍、
4遊人一一把灯行。

 

観灯口号十首

其一

1世間の形象(もの)(ことごと)く灯と成り、

2火を()(うすぎぬ)(めぐら)せて、巧思(デザイン)生む。

(なら)んだ(みせ)は又た多く、看不遍(みつくせな)い、

遊人ものみきゃく一一それぞれ、灯をって行く。


制作年、未詳。 0観灯:花提灯を見る。元宵節の夜の風俗。 口号:頌詩の一首。多くは、皇帝に献上するものを指す。『宋史』「楽志十七」に「每春秋聖節三大宴、其第一、皇帝升坐、宰相進酒……第六、楽工致辞、継以詩一章、謂之口号、皆述德美及中外蹈詠之情」とある。蘇軾に「集英殿春宴教坊詞致語口号」「王氏生日致語口号」等がある。宋・孟元老『東京夢華録』「元旦朝会」に「京師市井児遮路争献口号、観者如堵」とある。 1形象:具体的な事物。 2巧思:設計。構想。

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