2023年2月15日水曜日

白石詩080平甫放三十六鷗於呉松余不及与盟

平甫放三十六鷗於呉松余不及与盟

1橋下松陵緑浪横、
2来遅不与白鷗盟。
3知君久対青山立、
4飛尽梨花好句成。

 

平甫が三十六の鷗を呉松()放ったが、余は(いっしょ)()うのに不及(およばな)かった

 

1橋の下、松陵は緑の浪が(つら)なり、

2来るのが遅くて白鷗()不盟(あえな)かった。

(きっ)久しく青山対して

梨花(かもめ)が飛び尽くすころには、()い句が(でき)ただろう。


慶元五年(1199)、四十五歳の作か。 0平甫:張鑑、字は平甫。 1松陵:呉江県の別称。 4梨花:白い梨の花を鷗に喩える。

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