2023年2月14日火曜日

白石詩076雪中六解⑤

雪中六解

其五

1万壑千巌一様寒、
2城中別有玉龍蟠。
3旧人乗興扁舟処、
4今日詩仙戴笠看。

 

其五

 

万壑千巌(みねみね)は一様に寒く、

2城中には別に蟠をまく玉龍が()る。

旧人(むかしのひと)興に乗じて扁舟(こぶね)をうかべた(ところ)

4今日は詩仙(あのひと)が笠を(かぶ)って()ているだろう。


1万壑千巌:峰や谷の多い所、会稽を指す。白石詩020「送陳敬甫」の注、参照。 2玉龍:臥龍山のこと。白石詩028「同朴翁登卧龍山」がある。「玉」は白く雪に覆われているさま。 3旧人乗興扁舟処:王徽之と戴安道の故事。白石詩016「送王孟玉帰山陰」の注、参照。 4詩仙:葛天民をいう。

0 件のコメント:

コメントを投稿