2023年2月14日火曜日

白石詩076雪中六解④

雪中六解

其四

1曾泛扁舟訪石湖、
2恍然坐我范寛図。
3天寒遠挂一行雁、
4三十六峰生玉壺。

 

其四

 

1曾(かつ)て扁舟(こぶね)を泛(うか)べて石湖を訪ね、

2恍然(あたか)も我(わたし)を范寛の図(え)のなかに坐(い)させるかのようだった。

3天(そら)は寒く、遠く掛かる一行(いちれつ)の雁、

4三十六の峰に玉壺が生(でき)た。


1曾泛扁舟訪石湖:白石は紹熙二年(1191)に蘇州にいた范成大を訪ねた。詩010「雪中訪石湖」がある。 2范寛:北宋初期の画家。雪景の山水を得意とした。 4玉壺:雪をかぶった峰の喩え。

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