2023年2月14日火曜日

白石詩074過徳清①

過徳清

其一

1木末誰家縹緲亭、
2画堂臨水更虚明。
3経過此処無相識、
4塔下秋雲為我生。

 

徳清を(とおりすぎ)

 

其一

 

木末(こずえ)のさき誰の家か、縹緲(ぼんやり)(あずまや)

画堂(たてもの)は水に臨み、更に虚明(すがすが)しい。

此処(ここ)経過(とおりすぎ)たが、相識(なじみ)(いな)い、

4塔の下、秋の雲が、(わたし)の為に生れてくれた。


制作年、未詳。 徳清:浙江省呉興県南にある。 2虚明:さわやかで明るいさま。陶淵明「辛丑歳七月赴假還江陵夜行涂口」詩に「涼風起将夕、夜景湛虚明」とある。

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