2023年2月10日金曜日

白石詩053次韻鴛鴦梅二首①

次韻鴛鴦梅二首

其一

1晴日小渓沙暖、
2春夢憐渠頸交。
3只怕笛声驚散、
4費人月詠風嘲。

 

鴛鴦梅に次韻する二首

 

其一

 

1晴れた日の小渓(おがわ)、沙(すな)は暖かく、

2春の夢、渠(あ)の頸(くび)を交(まじわ)らせるすがたが憐(いとお)しい。

3只(た)だ怕(しんぱい)だ、笛の声(おと)に驚いて散り、

4月詠風嘲(ふうりゅう)な人に費(むだ)をさせること。


制作年、未詳。 0鴛鴦梅:南宋・洪适の詩の題に「偶得梅一種、疏枝清香、附萼之花五出、与江梅無異、但花色微紅、而五出之上、復有一重或十葉或九葉、他日皆並蒂双実、俗呼為鴛鴦梅」とある。 2渠頸交:梅の枝が交差するさまが、鴛鴦がクビをからませている様子に似ている。 3笛声驚:笛の曲に「梅花落」がある。 4月詠風嘲:月を眺めて楽しみ、風とたわむれて吟詠すること。

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