1楚楚田郎亦大奇、
2少年風味我曾知。
3春城寒食誰相伴、
4夜月梨花有所思。
5剪燭屢呼金鑿落、
6倚窓間品玉参差。
7含情不擬逢人説、
8鸚鵡能歌自作詞。
淳熙十六年(1189)、三十五歳の作か? 0田郎:田幾道。「夜行船」詞序に見える。あるいは「凄涼犯」詞序に見える田正徳か。 1楚楚:鮮やかなさま。『詩経』曹風「蜉蝣」に「蜉蝣之羽、衣裳楚楚」とあり、毛伝に「楚楚、鮮明貌」という。 4有所思:楽府題に「有所思」がある。 5金鑿落:金を象嵌した酒杯。 6玉参差:玉(ぎょく)の排簫。
6倚窓間品玉参差。
7含情不擬逢人説、
8鸚鵡能歌自作詞。
田郎に寄せる
1楚楚な田郎は亦た大いに奇れて、
2少年いころの風味を我は曾て知っている。
3春の城は寒食で、誰が相伴をするのか、
4夜の月、梨の花、有所思しい。
5燭(の芯)を剪って屢ば金鑿落を呼め、
6窓に倚れて間に玉参差を品う。
7情を含し、人に逢って説ることは不擬いが、
8鸚鵡が自の作った詞を歌えてしまう。
淳熙十六年(1189)、三十五歳の作か? 0田郎:田幾道。「夜行船」詞序に見える。あるいは「凄涼犯」詞序に見える田正徳か。 1楚楚:鮮やかなさま。『詩経』曹風「蜉蝣」に「蜉蝣之羽、衣裳楚楚」とあり、毛伝に「楚楚、鮮明貌」という。 4有所思:楽府題に「有所思」がある。 5金鑿落:金を象嵌した酒杯。 6玉参差:玉(ぎょく)の排簫。
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