其二
1渉遠身良苦、
2登高望欲迷。
3試吟青玉案、
4不是白銅鞮。
5露下秋虫怨、
6風高北馬嘶。
7槎頭有新味、
8人在太湖西。
其二
1遠くまで渉って、身は良に苦しく、
2高いところに登って、望んでも(故郷は)欲迷い。
3試しに「青玉案」を吟じてみよう、
4「白銅鞮」ではないけれど。
5露の下、秋の虫は怨み、
6風は高く、北の馬は嘶く。
7槎頭に新しい味が有るころ、
8人は太湖の西に在る。
3青玉案:古詩をいう。杜甫「又示宗武」詩に「試吟青玉案、莫羡紫羅囊」とあり、仇兆鰲注に「青玉案、謂古詩」という。 4白銅鞮:南朝梁の歌謡の名。 7槎頭:鯿魚。コイ科のトガリヒラウオ。頭が短く、扁平で、美味。「槎」は水中に積んだ柴木、水を堰き止めて中で魚を養う。そのほとりで獲れる魚、の意。孟浩然「峴潭作」詩に「試垂竹竿釣、果得槎頭鯿」とある。
0 件のコメント:
コメントを投稿