正月十一日観灯
1巷陌風光縦賞時、籠紗未出馬先嘶。
2白頭居士無呵殿、只有乗肩小女随。
3花満市、月侵衣、少年情事老来悲。
4沙河塘上春寒浅、看了遊人緩緩帰。
慶元三年(1197)、四十三歳の作。 1籠紗:薄絹でおおった提灯。 2呵殿:儀仗隊について人払いする者。 4沙河塘:杭州の城南五里にあり、当時とても繁華な場所だった。
3花満市、月侵衣、少年情事老来悲。
4沙河塘上春寒浅、看了遊人緩緩帰。
正月十一日、灯を観る。
1巷陌の風光を縦に賞る時、籠紗は未出いのに(若者の乗る)馬が先に嘶く。
2白頭の居士には呵殿は無い、只だ肩に乗る小さな女が有て随いてくる。
3花は市に満り、月は衣を侵し、少年のころの情事は老来て悲しい。
4沙河塘の上で春が寒たく浅いころ、遊人が緩緩と帰るのを看了た。
慶元三年(1197)、四十三歳の作。 1籠紗:薄絹でおおった提灯。 2呵殿:儀仗隊について人払いする者。 4沙河塘:杭州の城南五里にあり、当時とても繁華な場所だった。
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