2023年2月3日金曜日

白石詩012李陵台

李陵台

1李陵帰不得、
2高築望郷台。
3長安一万里、
4鴻雁隔年回。
5望望雖不見、
6時時一上来。

李陵台

 

1李陵は帰ることができな(不得)くなって、

(ふるさと)を望む(うてな)を高く築いた。

長安は一万里のかなた

鴻雁(かり)は年を(こえ)(かえ)ってくる。

5望みまた望んでも不見(みえな)けれども()

時時(しばし)ば(台に)一上(のぼ)って来るのだ。


制作年、未詳。 0李陵台:『新唐書』「地理志」に「雲中郡護府燕然山、有李陵台」とある。 1李陵:前漢の軍人、字は少卿。匈奴を相手に勇戦したが敗北して抑留され、匈奴の地で生涯を終えた。

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