1年時六月海揚塵、
2遥見青山起白雲。
3聞有高僧来誦咒、
4巌前抛珓問龍君。
龍井〈咸淳臨安志に見える〉
1年時は六月、海は塵を揚げ、
2遥かに見た、青山に白雲が起つのを。
3聞けば高僧が有て、来て咒を誦え、
4巌の前に珓を抛げて龍君に問うたそうだ。
嘉泰二年(1202)、四十八歳の作。 0『咸淳臨安志』巻七十八「淨林広福院」では、詩095「嘉泰壬戌上玄日訪全老於淨林広福院観沈伝師碑隆茂宗画贈詩」を引いた後に、「斎後与全老銛朴翁聡自聞酌龍井而帰、賦詩両絶、四人松下共盤桓云云」として、この詩を引く。 1海揚塵:日照りの喩え。『宋史』「五行志」に、紹熙四年、五年、嘉泰元年、二年に干ばつがあり、祈ったという。 4珓:卜占に用いる道具。 龍君:龍王。雨が降るかどうか、龍王に尋ねる。
0 件のコメント:
コメントを投稿