1四人松下共盤桓、
2筆硯花壺石上安。
3今昔興懐同此味、
4老仙留字在孱顔。
朴翁と同に淨林広福院を過った〈咸淳臨安志に見える〉
1四人が松の下で共に盤桓り、
2筆と硯と花壺が石の上に安かれる。
3今も昔も興懐は、此の味を同じくする、
4老仙は字を孱顔に留在した。
嘉泰二年(1202)、四十八歳の作。 0朴翁:葛天民のこと。『咸淳臨安志』巻七十八「淨林広福院」では、詩095「嘉泰壬戌上玄日訪全老於淨林広福院観沈伝師碑隆茂宗画贈詩」を引いた後に、「斎後与全老銛朴翁聡自聞酌龍井而帰、賦詩両絶、四人松下共盤桓云云」とこの詩と「龍井」を引く。 1四人:全老・銛朴翁・聡自聞・白石の四人。全老は詩095、参照。銛朴翁は葛天民、聡自聞は釈永聡、字は自聞。 盤桓:留まること、遊ぶこと。 4老仙:蘇軾のこと。 孱顔:高い崖。
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