2023年1月10日火曜日

白石詩064湖上寓居雑詠⑧

湖上寓居雜詠

其八

1囊封万字総空言、
2露滴桐枝欲断絃。
3時事悠悠吾亦嬾、
4臥看秋水浸山烟。

 

其八

 

1囊封(おさ)めた万字は総(すべ)て空言、

2露は桐の枝に滴り、絃を断とう(欲)としている。

3時事は悠悠(とお)く、吾(わたし)も亦(ま)た嬾(うと)い、

4臥(ふ)して、秋の水(かわ)が山の烟(もや)を浸すのを看る。


1囊封:密封した上奏文。白石は慶元三年(1197)に「大楽議」を上奏したが、採用されなかった。

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