2023年1月8日日曜日

白石詩064湖上寓居雑詠①

湖上寓居雜詠

1荷葉披披一浦涼、
2青蘆奕奕夜吟商。
3平生最識江湖味、
4聴得秋声憶故郷。

 

湖上の寓居、雜詠

 

1荷の葉は披披(はらはら)一浦(きし)は涼しい、

2青い蘆は奕奕(ひらひら)、夜に商を吟じる。

3平生、最も江湖(たびぐらし)の味を()る、

4秋の(おと)聴得()けば故郷を憶う。


慶元六年(1200)、四十六歳の作? 1披披:散り乱れるさま。梅堯臣「送王道粹学士知亳州」詩に「八月風漸高、木葉将披披」とある。 2奕奕:舞う形。漢・張衡「東京賦」に「万舞奕奕、钟鼓喤喤」とある。 商:五行で秋の音。

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