1猛相思裏得君来、
2正喜歓時却便回。
3別路恐無青柳折、
4到家応有小桃開。
5起居五馬兼堂上、
6問信千巌及阿灰。〈張禕姪張曙小字阿灰〉
7児女癡頑夫婦健、
8漂零何日共尊罍。
李万頃を送る
1猛と相思う裏に君が来るのを得たが、
2正ど喜歓んでいる時に却と便に回ってしまった。
3別れてゆく路には恐らく折る青柳は無いだろう、
4家に到いたら応と開いている小桃が有るだろう。
5五馬は兼に堂上に起居している、
6千巌及び阿灰に問信しく。〈張禕の姪の張曙、小字は阿灰〉
7児女は癡頑で夫婦は健やか、
8だが漂零て、何日になったら尊罍を共にできるやら。
未詳。(『陳譜』は慶元三年(1197)冬、四十三歳の作とする) 5五馬:太守の別称。李万頃の父は知州だったらしい。
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