2022年12月12日月曜日

白石詩077越中士女春遊

越中士女春遊

1秦山越樹両依依、
2閑𠋣闌干看落暉。
3楊柳梢頭春又暗、
4玉簫声裏夜遊帰。 

越中の士女だんじょの春の遊び

1越の秦(望)山の樹は両(ふた)つながら依依としている、

2閑(しず)かに闌干に𠋣(もた)れて落暉(らくじつ)を看(み)る。

3楊柳(やなぎ)の梢頭(こずえ)に春は又た暗い、

4玉簫の声の裏(なか)、夜の遊びから帰った。


紹熙四年(1193)、三十九歳の作。 1秦山:会稽郡の秦望山のこと。 3春又暗:春がまた巡ってきて緑が濃いさま。

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