2022年12月5日月曜日

白石詩057除夜自石湖帰苕渓⑦

除夜自石湖帰苕渓

其七

1笠沢茫茫雁影微、
2玉峰重畳護雲衣。
3長橋寂寞春寒夜、
4只有詩人一舸帰。

 

1笠沢は茫茫として雁影(かす)か、

玉峰(みね)重畳(かさな)雲衣(くも)(まも)られている。

長橋(はし)は寂寞としている、春の寒い夜、

()だ詩人の帰る一舸(ふね)だけが有る。


1笠沢:松江(呉淞江)のこと。湖の瓜涇口を源とし、黄浦江に合流する。 2玉峰:雪が積もった峰。唐・陳陶「渡浙江」詩に「曙光金海近、晴雪玉峰高」とある。

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