2022年12月5日月曜日

白石詩057除夜自石湖帰苕渓④

除夜自石湖帰苕渓

其四

1千門列炬散林鴉、
2児女相思未到家。
3応是不眠非守歳、
4小窓春色入灯花。
 

1千門(いえいえ)に炬(ひ)が列なして、林の鴉は散(とびさ)る、

2児女(こどもら)は相思(こいし)かろうが、家には未到(まだつかな)い。

3応是(きっ)と不眠(ねむえな)いのは守歳(としこし)のせいでは非(な)く、

4小窓から春の色が灯花(ともしび)に入るから。


3不眠非守歳:蘇軾「除夜野宿常州城外二首」其一に「病眼不眠非守歳、郷音無伴苦思帰」とある。

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