2022年12月6日火曜日

白石詩057除夜自石湖帰苕渓⑨

除夜自石湖帰苕渓

其九

1少小知名翰墨場、
2十年心事只凄涼。
3旧時曾作梅花賦、
4研墨於今亦自香。

 

1少小(わかいころ)から名を翰墨場(ぶんだん)で知られていたが、

2この十年の心事(できごと)は只(た)だ凄涼(わび)しいばかり。

3旧時(むかし)、曾(かつ)て梅花の賦(し)を作った、

4あの研墨(すみあと)は於今(いま)も亦(ま)だ自(みずか)ら香っているが。


3梅花賦:歌046「暗香」序に「辛亥之冬、予載雪詣石湖。止既月、授簡索句、且徵新声、作此両曲、石湖把玩不已、使工妓隷習之、音節諧婉、乃名之曰、暗香疎影」とある。

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