千巖の曲水(えん)にて賦(よ)む
1紅雨(はなびら)は溪に灑(そそ)いで流れ、
2瀬に下りて仍(な)お小(しばら)く駐(とど)まる。
3魚の隊(むれ)は残り香(が)を獵(あさ)って、
4故故(しきり)に吞んだり吐いたり作(し)ている。
5老子(ごろうじん)が一盞(さかずき)を把(と)ろうとすると、
6微風(そよかぜ)が忽(ふっ)と吹き去(なが)した。
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