2022年11月26日土曜日

白石詩011賦千巖曲水

賦千巖曲水

1紅雨灑溪流、
2下瀬仍小駐。
3魚隊獵残香、
4故故作吞吐。
5老子把一盞、
6微風忽吹去。

千巖の曲水(えん)にて()

 

紅雨(はなびら)は溪に(そそ)いで流れ、

2瀬に下りて()(しばら)(とど)まる。

3魚の(むれ)は残り()(あさ)って、

故故(しきり)に吞んだり吐いたり()ている。

老子(ごろうじん)一盞(さかずき)()ろうとすると、

微風(そよかぜ)(ふっ)と吹き(なが)した。


淳熙十四年(1187)、三十三歳の作。 6微風忽吹去:曲水に浮かんだ酒杯が、風に吹かれて流された、の意。

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