念奴嬌 李清照
1蕭条庭院、又斜風細雨、重門須閉。2寵柳嬌花寒食近、種種悩人天気。
3険韻詩成、扶頭酒醒、別是閑滋味。
4征鴻過尽、万千心事難寄。
5楼上幾日春寒、簾垂四面、玉欄杆慵倚。
6被冷香消新夢覚、不許愁人不起。
7清露晨流、新桐初引、多少遊春意。
8日高煙斂、更看今日晴未。
1寂しい庭、また斜めに吹く風と細かに降る雨、重なる門を閉ざさなくてはいけない。
2愛おしい柳とたおやかな花も寒食が近づいて、いろいろと悩ましい天気。
3難しい韻で詩が出来た、酔っぱらった酒が醒める、別のむなしい味わい。
4北へ向かう雁がすっかり渡って、あふれる思いを寄せ難い。
5楼上で幾日も春は寒く、簾を四面に垂らし、美しい欄杆に物憂くもたれる。
6冷やかな香りに夢を破られて目覚めた、愁う私が起きないのを許してくれない。
7露が朝に流れて、新芽のアオギリに初めてたまり、とても春遊びに行きたい気分。
8日が高くなり靄がおさまり、また見る、今日は晴れたかどうか。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
3険韻:詩詞を作る際に、ふつうあまり使われない韻や難しい韻を用いること。 扶頭:頭を持ち上げられずに支える必要があること。酔ったあとの状態をいう。 7「清露」二句: 『世説新語』「誉誉」に、「(王)恭がかつて五石散を服用して京口の射的場まで行くと、『清露晨流、新桐初引(朝の清らかな露が、アオギリの新芽できらめいていた)』」とある。「引」は生長すること。
1蕭条しい庭院、又た斜めの風と細かな雨、重なる門を閉さなくては須い。
2寵しい柳と嬌やかな花も寒食が近づいて、種種と悩人しい天気。
3険しい韻で詩が成た、扶頭った酒が醒める、別是の閑しい滋味。
4征う鴻が尽り過って、万千る心事を寄せ難い。
5楼上で幾日も春は寒く、簾を四面に垂らし、玉しい欄杆に慵く倚れる。
6冷やかな香に新夢を消られて覚めた、愁人が不起いのを不許い。
7清露が晨に流れて、新の桐に初めて引り、多少も遊春の意。
8日が高くなり煙が斂まり、更に看る、今日は晴れたか未か。
niàn nú jiāo
1 xiāo tiáo tíng yuàn,yòu xié fēng xì yǔ,zhòng mén xū bì.
2 chǒng liǔ jiāo huā hán shí jìn,zhǒng zhǒng nǎo rén tiān qì.
3 xiǎn yùn shī chéng,fú tóu jiǔ xǐng,bié shì xián zī wèi.
4 zhēng hóng guò jìn,wàn qiān xīn shì nán jì.
5 lóu shàng jǐ rì chūn hán,lián chuí sì miàn,yù lán gān yōng yǐ.
6 bèi lěng xiāng xiāo xīn mèng jué,bù xǔ chóu rén bù qǐ.
7 qīng lù chén liú,xīn tóng chū yǐn,duō shǎo yóu chūn yì.
8 rì gāo yān liǎn,gèng kàn jīn rì qíng wèi.
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