2022年10月11日火曜日

281声声慢(李清照)

声声慢  李清照

1尋尋覓覓、冷冷清清、悽悽惨惨戚戚。
2乍暖還寒時候、最難将息。
3三杯両盞淡酒、怎敵他、晚来風急?
4雁過也、正傷心、却是旧時相識。

5満地黄花堆積、憔悴損、如今有誰堪摘?
6守着窓児、独自怎生得黒?
7梧桐更兼細雨、到黄昏、点点滴滴。
8這次第、怎一個愁字了得!

1ふらふらぶらぶら、さむざむひえびえ、そわそわザワザワぞわぞわ。
2ふっと暖かくなったかと思うとまた寒い頃、これがいちばんこたえる。
3二、三杯のうす酒で、どうやって耐えようか、あの、夕どきの風に強さに。
4雁は行ってしまった、ほんとうに悲しい、なんとあれは昔の顔なじみ。

5地面いっぱいに黄菊の花びらが積もる、やつれて枯れて、今や誰かいるだろうか、摘んでやろうなんて。
6窓辺で見守りながら、独りで暗くなるのをどうやって待てばいいのか。
7アオギリにさらに小雨も加わって、黄昏になって、ぽつぽつパラパラ。
8このさまは、どうして一字の「愁」でおさまりましょう。

蔡義江『宋詞三百首全解』注:
2将息:休む、保養する。唐宋の俗語で、現在は南方方言に残っている。8這次第:この光景。

 

尋尋(ふらふら)覓覓(ぶらぶら)冷冷(さむざむ)清清(ひえびえ)悽悽(そわそわ)惨惨(ザワザワ)戚戚(ぞわぞわ)

(ふっ)(あたたか)()た寒い時候(ころ)(もっと)難将息(こたえ)る。

三杯両盞(にさんばい)淡酒(うすざけ)で、(どうやっ)(たえ)ようか()の、晚来(ゆうどき)(つよ)さに。

4雁は()ってしまっ()(ほんとう)傷心(かなし)い、(おもいがけ)(あれ)旧時(むかし)相識(かおなじみ)

 

満地(そこらじゅう)黄花(きくのはなびら)堆積(ちりつも)る、憔悴(やつ)れて()れて、如今(いま)や誰か()るだろうか、堪摘(つんでやろ)うなんて。

窓児(まどべ)守着(みまもりなが)ら、独自(ひとり)(くら)くなるのを怎生(どうやっ)()てばいい。

梧桐(アオギリ)に更に細雨(こさめ)(くわわっ)て、黄昏(たそがれ)(なっ)て、点点(ぽつぽつ)滴滴(パラパラ)

()次第(さま)は、(どうし)て一個の愁の字で了得(おさま)りましょう。


shēng shēng màn

1 xún xún mì mì,lěng lěng qīng qīng,qī qī cǎn cǎn qī qī.
2 zhà nuǎn hái hán shí hou,zuì nán jiāng xī.
3 sān bēi liǎng zhǎn dàn jiǔ,zěn dí tā,wǎn lái fēng jí.
4 yàn guò yě,zhèng shāng xīn,què shì jiù shí xiāng shí.

5 mǎn dì huáng huā duī jī,qiáo cuì sǔn,rú jīn yǒu shuí kān zhāi.
6 shǒu zhe chuān ér,dú zì zěn shēng dé hēi.
7 wú tóng gèng jiān xì yǔ,dào huáng hūn,diǎn diǎn dī dī.
8 zhè cì dì,zěn yí gè chóu zì liǎo dé.

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