瑤花慢 周密
后土之花、天下無二本。方其初開、帥臣以金瓶飛騎進之天上、間亦分致貴邸。余客輦下、有以一枝……1朱鈿宝玦、天上飛瓊、比人間春別。
2江南江北曾未見、漫擬梨雲梅雪。
3淮山春晚、問誰識・芳心高潔。
4消幾番・花落花開、老了玉関豪傑。
5金壺剪送瓊枝、看一騎紅塵、香度瑤闕。
6韶華正好、応自喜・初識長安蜂蝶。
7杜郎老矣、想旧事・花須能説。
8記少年・一夢揚州、二十四橋明月。
后土祠の花は、天下に二本とはない。まさにその初めて開く時、将軍や家臣は金の花瓶を用意して馬を飛ばし、これを皇帝に献上し、また貴族高官にも分けられた。私は都に旅人としていて、一枝を持って……
1赤い螺鈿、貴い玉、天上の仙女、この世の春と比べてみると、まったく異なっている。
2江南でも江北でもかつて見たことがない、みだりになぞらえる、雲のような梨、雪のような梅に。
3淮山の春の暮れ、誰に問えば知っているだろう、その心の高潔さを。
4いくたびか経て、花は散りまた花は咲き、玉関の豪傑も老いてしまった。
5金の壺に玉のような枝を切って送る、見よ、馬のたてる塵、香りが宮殿に満ちる。
6春の光はちょうど素晴らしい、花もきっと喜ぶに違いない、初めて都の蜂や蝶を知って。
7杜さんは老いてしまった、昔のことを思う、花がきっと語ってくれるだろう。
8思い出す、少年のころの夢のような揚州、二十四橋にかかっていた明月。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
0瑤花慢:原本は「瑤華」となっている。 后土:揚州の后土祠。 天上:皇宮、皇帝。 有以一枝:原本は以下残欠。詞にはもともと百五十字あまりの長い序があり、いま『蘋洲漁笛譜』と伝えられる版本に序文の四分の三が残っている。 1飛瓊:許飛瓊、仙女、西王母の侍女と伝えられる。 3淮山:盱眙軍の都梁山をいう。南宋の北の境、淮水のそば。 5一騎紅塵:杜牧「華清宮」詩に「一騎紅塵妃子笑、無人知是茘枝来(一騎の紅塵 妃子笑む、人の是れ茘枝の来たるを知る無し)」とある。 7杜郎:杜牧。作者をなぞらえる。 8「記少年」二句:杜牧「遣懐」詩に「十年一覚揚州夢、贏得青楼薄倖名(十年一覚 揚州の夢、贏し得たり 青楼薄倖の名)」とある。また「寄揚州韓綽判官」詩に「二十四橋明月夜、玉人何処教吹簫(二十四橋 明月の夜、玉人 何れの処にか簫を吹くを教うる)」とある。
后土の花は、天下に二本とは無い。方に其の初めて開くとき、帥や臣は金瓶を以て騎を飛ばして之を天上に進め、間亦た貴邸にも分致けた。余は輦下に客していて、一枝を以て有て……
1朱い鈿、宝い玦、天上の飛瓊、人間の春と比べてみると別っている。
2江南でも江北でも曾て未見い、漫に擬える、雲のような梨、雪のような梅に。
3淮山の春の晩、誰に問えば識っているだろう、芳心の高潔さを。
4幾番か消て、花は落り花は開き、玉関の豪傑も老了った。
5金の壺に剪って瓊の枝を送る、看よ、一騎の紅塵、香が瑤闕を度る。
6韶華は正ど好しい、応と自喜ぶにちがいない、初めて長安の蜂や蝶を識って。
7杜郎は老矣った、旧事を想う、花が須と能説るだろう。
8記す、少年の一夢の揚州、二十四橋の明月。
yáo huā màn
hòu tǔ zhī huā,tiān xià wú èr běn.
fāng qí chū kāi,shuài chén yǐ jīn píng fēi qí jìn zhī tiān shàng,jiān yì fēn zhìg uì dǐ.
yú kè niǎn xià,yǒu yǐ yì zhī … …
1 zhū diàn bǎo jué,tiān shàng fēi qióng,bǐ rén jiān chūn bié.
2 jiāng nán jiāng běi céng wèi jiàn,màn nǐ lí yún méi xuě.
3 huái shān chūn wǎn,wèn shuí shí、fāng xīn gāo jié.
4 xiāo jǐ fān、huā luò huā kāi,lǎo liǎo yù guān háo jié.
5 jīn hú jiǎn sòng qióng zhī,kàn yì qí hóng chén,xiāng dù yáo quē.
6 sháo huá zhèng hǎo,yìng zì xǐ、chū zhì cháng ān fēng dié.
7 dù láng lǎo yǐ,xiǎng jiù shì、huā xū néng shuō.
8 jì shào nián、yí mèng yang zhōu,èr shí sì qiáo míng yuè.
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