青玉案 無名氏
1年年社日停針線、怎忍見・双飛燕。2今日江城春已半、一身猶在、乱山深処、寂寞渓橋畔。
3春衫著破誰針線、点点行行涙痕満。
4落日解鞍芳草岸、花無人戴、酒無人勧、酔也無人管。
1くる年もくる年も社日は針と糸をやめて、女性たちは外へ遊びに出る、私はつがいの燕を見ているのが耐えられない。
2今日の川沿いの街は、春すでに半ば、この身はまだいる、山々の奥、寂しい川の橋のほとりに。
3春の衣は着ているうちに破れてしまった、誰が縫ってくれるだろう、ぽたぽたはらはら、涙のあとがいっぱい。
4日が落ち鞍を解く草しげる岸、花は挿す人なく、酒は勧める人なく、酔ってもかまう人はいない。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
0無名氏:もとは「黄公紹」となっているが、唐圭璋『箋注』「自序」に「無名氏「青玉案」が誤って黄公紹の作とされている。詞の後注に黄公紹とあるが、『在軒詞』にはこの作品は収録されていない。秦刻本『陽春白雪』『翰墨大全』『花草粋編』などはこの作品を引用するがいずれも作者は記していない。ただ『詞林万選』『歴代詩余』のみ、黄公紹の作とする」とある。 1社日停針線:唐宋時代の女性は、社日には針と糸を持たなかった。張籍「呉楚歌詞」に「今朝社日停針線、起向朱桜樹下行(今朝の社日 針線を停め、起きて朱桜の樹の下に向かい行く)」とある。 3誰針線:誰が縫ったり作ったりしたのか。
1くる年もくる年も社日は針と線を停める、双の飛燕を見ているのが怎忍い。
2今日の江ぞいの城は春已に半ば、一身は猶だ在る、乱山の深処、寂寞しい渓の橋の畔に。
3春の衫は著破れた、誰が針線ってくれるだろう、点点行行と涙の痕が満い。
4日が落ち鞍を解く芳草の岸、花は戴す人無く、酒は勧める人無く、酔っても管う人は無い。
qīng yù àn
1 nián nián shè rì tíng zhēn xiàn,zěn rěn jiàn、shuāng fēi yàn.
2 jīnrì jiāng chéng chūn yǐ bàn,yì shēn yóu zài,luàn shān shēn chù,jì mò xī qiáo pàn.
3 chūn shān zhuó pò shuí zhēn xiàn,diǎn diǎn hang háng lèi hén mǎn.
4 luò rì jiě ān fang cǎo àn,huā wú rén dài,jiǔ wú rén quàn,zuì yě wú rén guǎn.
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