踏莎行 呉文英
1潤玉籠綃、檀桜倚扇、繍圏猶帯脂香浅。2榴心空畳舞裙紅、艾枝応圧愁鬟乱。
3午夢千山、窓陰一箭、香瘢新褪紅糸腕。
4隔江人在雨声中、晚風菰葉生秋怨。
1なめらかな玉の肌が薄絹をまとい、薄紅色の唇が扇にかくれ、花飾りにはまだ化粧の香りがうすく残っている。
2石榴の花がむなしく畳まれている、舞のスカートに紅色に。ヨモギの枝できっと押さえられたのだろう、愁いで乱れた鬟。
3昼の夢でみた千山、窓に弓なり月、痕が引いたばかりの、紅い糸をまきつけた腕。
4川を隔ててあの人は雨音の中にいて、晚の風にマコモの葉がゆれ、秋の怨みが生じた。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
1潤玉:女性の肌が白くなめらかなさま。 檀桜:うす紅色の唇。「檀」は浅い紅色。 繍圏:刺繍をした飾り。 2榴心:石榴。 艾枝:端午の節句に、艾(よもぎ)の葉で虎の形を作る。また、色紙で小さな虎を剪り、艾の葉につけて頭に飾る。『荊楚歳時記』に見える。 3一箭:水時計の中の箭(や)の一刻。 瘢:印、あと。 4菰:水生植物、まこも。春に筍のような芽を出し、「茭白」とも呼ばれる。秋に実をつけ、「菰米」「雕胡米」と呼ばれる。米のように食べられる。
tà suō xíng
1 rùn yù lǒng xiāo,tán yīng yǐ shàn,xiù quān yóu dài zhī xiāng qiǎn.
2 liú xīn kōng dié wǔ qún hóng,ài zhī yìng yā chóu huán luàn.
3 wǔ mèng qiān shān,chuān yīn yí jiàn,xiāng bān xīn tùn hóng mì wàn.
4 gé jiāng rén zài yǔ shēng zhōng,wǎn fēng gū yè shēng qiū yuàn.
3午夢千山、窓陰一箭、香瘢新褪紅糸腕。
4隔江人在雨声中、晚風菰葉生秋怨。
1なめらかな玉の肌が薄絹をまとい、薄紅色の唇が扇にかくれ、花飾りにはまだ化粧の香りがうすく残っている。
2石榴の花がむなしく畳まれている、舞のスカートに紅色に。ヨモギの枝できっと押さえられたのだろう、愁いで乱れた鬟。
3昼の夢でみた千山、窓に弓なり月、痕が引いたばかりの、紅い糸をまきつけた腕。
4川を隔ててあの人は雨音の中にいて、晚の風にマコモの葉がゆれ、秋の怨みが生じた。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
1潤玉:女性の肌が白くなめらかなさま。 檀桜:うす紅色の唇。「檀」は浅い紅色。 繍圏:刺繍をした飾り。 2榴心:石榴。 艾枝:端午の節句に、艾(よもぎ)の葉で虎の形を作る。また、色紙で小さな虎を剪り、艾の葉につけて頭に飾る。『荊楚歳時記』に見える。 3一箭:水時計の中の箭(や)の一刻。 瘢:印、あと。 4菰:水生植物、まこも。春に筍のような芽を出し、「茭白」とも呼ばれる。秋に実をつけ、「菰米」「雕胡米」と呼ばれる。米のように食べられる。
1潤玉が綃を籠い、檀桜が扇に倚れ、繍圏には猶だ脂の香りが浅く帯っている。
2榴心が空しく畳まれている、舞の裙に紅に、艾の枝で応と圧えられたのだろう、愁いで乱れた鬟。
3午の夢でみた千山、窓陰に一箭、香瘢が新褪の、紅い糸の腕。
4江を隔てて人は雨声の中に在て、晚の風に菰の葉、秋の怨みが生じた。
tà suō xíng
1 rùn yù lǒng xiāo,tán yīng yǐ shàn,xiù quān yóu dài zhī xiāng qiǎn.
2 liú xīn kōng dié wǔ qún hóng,ài zhī yìng yā chóu huán luàn.
3 wǔ mèng qiān shān,chuān yīn yí jiàn,xiāng bān xīn tùn hóng mì wàn.
4 gé jiāng rén zài yǔ shēng zhōng,wǎn fēng gū yè shēng qiū yuàn.
0 件のコメント:
コメントを投稿