点絳唇 呉文英
試灯夜初晴1巻尽愁雲、素娥臨夜新梳洗。
2暗塵不起、酥潤凌波地。
3輦路重来、仿佛灯前事。
4情如水、小楼熏被、春夢笙歌裏。
提灯を試す元宵節前夜に、ちょうど雨があがった。
1愁いの雲を巻き尽して、素娥が夜に臨んで新たに化粧する。
2暗い塵は立たない、バターのように濡れる、仙女たちの歩く地面。
3御成道にまた来た、まるであの時の提灯の前での出来事のよう。
4思いは水のよう、たかどのの香を焚きしめた布団、春の夢は笙歌のうちに。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
0試灯夜:元宵節の前夜、新しい提灯を鑑賞する習わしがあった。 1素娥:嫦娥の別称、月のこと。 2暗塵:唐・蘇味道「正月十五日夜」詩に「暗塵随馬去、明月遂人来(暗塵 馬に随いて去り、明月 人に遂いて来たる)」とある。 酥潤:小雨にしっとり濡れているさま。韓愈「早春呈張十八員外」詩に「天街小雨潤如酥(天街の小雨 潤うこと酥の如し)」とある。 3輦路:皇帝の車駕の通る道。
灯を試す夜、初ど晴れた。
1愁いの雲を巻き尽して、素娥が夜に臨んで新たに梳洗する。
2暗い塵は不起い、酥のように潤れる凌波く地。
3輦路に重た来た、仿佛で灯の前での事のよう。
4情は水の如、小楼の熏た被、春の夢は笙歌の裏に。
diǎn jiàng chún
shì dēng yè chū qíng
1 juǎn jìn chou yún,sù é lín yè xīn shū xǐ.
2 àn chén bù qǐ,sū rùn líng bō dì.
3 niǎn lù chóng lái,fǎng fú dēng qián shì.
4 qíng rú shuǐ,xiǎo lóu xūn bèi,chūn mèng shēng gē lǐ.
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