浣渓沙 呉文英
1門隔花深旧夢遊、夕陽無語燕帰愁、玉繊香動小簾鉤。2落絮無声春墮涙、行雲有影月含羞、東風臨夜冷於秋。
1門に隔たれた花の奥、かつて夢に遊んだところ、夕陽は黙って、燕が愁いを抱いて帰る、細い指に香りが動く、小さな簾が巻き上げられて。
2散る柳のわたは音も無く、春が涙を落としているよう、流れる雲に影がある、月は羞じらいを含んで、春風に夜が臨んで秋よりも冷たい。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
1旧夢遊:「夢旧遊」とするテキストもあるが、詞の意味はまったく異なる。※ 玉繊:女性の手。
※編者は「旧夢遊」を良しとする。かつて夢見たところにいま来たが、と解釈する。
1門に隔たれた花の深、旧て夢に遊んだ、夕陽は無語って燕が愁いて帰る、玉繊に香りが動く、小さな簾鉤。
2落る絮は無声く、春が涙を墮とす、行雲に影が有る、月は羞いを含んで、東風が夜に臨んで秋よりも冷たい。
huàn xī shā
1 mén gé huā shēn jiù mèng yóu,xī yáng wú yǔ yàn guī chóu,yù xiān xiāng dòng xiǎo lián gōu.
2 luò xù wú shēng chūn duò lèi,xíng yún yǒu yǐng yuè hán xiū,dōng fēng lín yè lěng yú qiū.
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