江城子 盧祖皋
1画楼簾幕巻新晴。2掩銀屏、暁寒軽。
3墜粉飄香、日日喚愁生。
4暗数十年湖上路、能幾度、著娉婷。
5年華空自感飄零。
6擁春酲、対誰醒。
7天闊雲閑、無処覓簫声。
8載酒買花年少事、渾不似、旧心情。
1たかどのでは簾やカーテンが巻きあげられる、空が晴れて。
2屏風をおおう、暁の寒さがそっと。
3花びらを散らして香りをただよわせ、くる日もくる日も愁いが呼び起こされる。
4ひそかに数える、十年の湖のほとりの路、幾度あの美しい人に寄り添うことができただろう、と。
5時はむなしく、独り落ちぶれた生涯を感じる。
6春の酩酊を抱く、誰に向かって醒ませばいいだろう。
7天は広く雲は静か、簫の音を探すあてはない。
8酒を持って花を買った若い頃のこと、すべて今は異なる、昔の気持ちとは。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
4娉婷:女性の美しいさま、ここは歌女を指す。 6酲:二日酔い、酔いから覚めたあとのけだるさ。
1画楼は簾や幕を巻く、新晴て。
2銀屏を掩う、暁の寒さが軽と。
3粉を墜して香りを飄わせ、くる日もくる日も愁いを喚び生こす。
4暗かに数える、十年の湖の上の路、幾度娉婷に著うことが能ただろう、と。
5年華は空しく、自り飄零を感じる。
6春の酲を擁く、誰に対って醒まそう。
7天は闊く雲は閑か、簫の声を覓す処は無い。
8酒を載て花を買った年少の事、渾ては不似る、旧の心情とは。
jiāng chéng zǐ
1 huà lóu lián mù juǎn xīn qíng.
2 yǎn yín píng,xiǎo hán qīng.
3 zhuì fěn piāo xiāng,rì rì huàn chóu shēng.
4 àn shù shí nián hú shàng lù,néng jǐ dù,zháo pīng tíng.
5 nián huá kōng zì gǎn piāo líng.
6 yōng chūn chéng,duì shéi xǐng.
7 tiān kuò yún xián,wú chù mì xiāo shēng.
8 zǎi jiǔ mǎi huā nián shào shì,hún bú sì,jiù xīn qíng.
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