2022年9月28日水曜日

202風入松(兪国宝)

風入松  兪国宝

1一春長費買花銭、日日酔湖辺。
2玉驄慣識西冷路、驕嘶過・沽酒楼前。
3紅杏香中簫鼓、緑楊影裏秋千。

4暖風十里麗人天、花圧鬢雲偏。
5画船載取春帰去、余情付・湖水湖煙。
6明日重扶残酔、来尋陌上花鈿。

1春の日に花を買う金をたくさん費やして、日々湖辺で酔う。
2馬は西冷の路に慣れ、いなないて酒店を過ぎた。
3赤い杏の香りの中の簫鼓、緑の柳の陰のブランコ。

4暖かい風が吹く十里の堤、娘たちがくりだす空、花は髪をおさえて傾く。
5船に取って載せよう、春が去ろうとしている、名残りは湖の水と靄に与えて。
6明日ふたたび二日酔いでふらふらしながら、路に堕ちたかんざしを探しに来よう。

蔡義江『宋詞三百首全解』注:
2玉驄:白馬。 西冷:西湖の橋の名。孤山西麓と棲霞峰の間にあり、蘇小小が同心を結んだ(愛を誓った)ところ。「西冷」を「西湖」とするテキストもあるが、上の句と重複する。

一春(はるのひ)に花を買う(かね)(おお)く費やし、日日湖辺で酔う。

(うま)西冷慣識()れて、驕嘶(いなな)いて沽酒楼(さかや)の前を過ぎた。

紅杏(あんず)の香りの中の簫鼓、緑楊(やなぎ)影裏(かげ)秋千(ブランコ)

 

4暖かい風の十里、麗人(むすめたち)(そら)、花は鬢雲(かみ)(おさ)えて(かたむ)く。

画船(ふね)に取って載せよう、春が帰去()ろうとしている、余情(なごり)湖水(みずうみ)湖煙(もや)(あた)えて。

6明日(ふたた)残酔(ふつかよい)(ふらふら)しながら、陌上(みち)花鈿(かんざし)来尋(さが)そう。


fēng rù song

1 yì chūn cháng fèi mǎi huā qián,rì rì zuì hú biān.
2 yù cōng guàn shí xī lěng lù,jiāo sī guò、gū jiǔ lóu qián.
3 hóng xìng xiāng zhōng xiāo gǔ,lǜ yáng yǐng lǐ qiū qiān.

4 nuǎn fēng shí lǐ lì rén tiān,huā yā bìn yún piān.
5 huà chuán zǎi qǔ chūn guī qù,yú qíng fù、hú shuǐ hú yān.
6 míng rì zhòng fú cán zuì,lái xún mò shàng huā diàn.

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