風入松 兪国宝
1一春長費買花銭、日日酔湖辺。2玉驄慣識西冷路、驕嘶過・沽酒楼前。
3紅杏香中簫鼓、緑楊影裏秋千。
4暖風十里麗人天、花圧鬢雲偏。
5画船載取春帰去、余情付・湖水湖煙。
6明日重扶残酔、来尋陌上花鈿。
1春の日に花を買う金をたくさん費やして、日々湖辺で酔う。
2馬は西冷の路に慣れ、いなないて酒店を過ぎた。
3赤い杏の香りの中の簫鼓、緑の柳の陰のブランコ。
4暖かい風が吹く十里の堤、娘たちがくりだす空、花は髪をおさえて傾く。
5船に取って載せよう、春が去ろうとしている、名残りは湖の水と靄に与えて。
6明日ふたたび二日酔いでふらふらしながら、路に堕ちたかんざしを探しに来よう。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
2玉驄:白馬。 西冷:西湖の橋の名。孤山西麓と棲霞峰の間にあり、蘇小小が同心を結んだ(愛を誓った)ところ。「西冷」を「西湖」とするテキストもあるが、上の句と重複する。
1一春に花を買う銭を長く費やし、日日湖辺で酔う。
2玉驄は西冷の路に慣識れて、驕嘶いて沽酒楼の前を過ぎた。
3紅杏の香りの中の簫鼓、緑楊の影裏の秋千。
4暖かい風の十里、麗人の天、花は鬢雲を圧えて偏く。
5画船に取って載せよう、春が帰去ろうとしている、余情は湖水と湖煙に付えて。
6明日重び残酔で扶しながら、陌上の花鈿を来尋そう。
fēng rù song
1 yì chūn cháng fèi mǎi huā qián,rì rì zuì hú biān.
2 yù cōng guàn shí xī lěng lù,jiāo sī guò、gū jiǔ lóu qián.
3 hóng xìng xiāng zhōng xiāo gǔ,lǜ yáng yǐng lǐ qiū qiān.
4 nuǎn fēng shí lǐ lì rén tiān,huā yā bìn yún piān.
5 huà chuán zǎi qǔ chūn guī qù,yú qíng fù、hú shuǐ hú yān.
6 míng rì zhòng fú cán zuì,lái xún mò shàng huā diàn.
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