2022年9月28日水曜日

200唐多令(劉過)

唐多令  劉過

安遠楼小集、侑觴歌板之姫黄其姓者、乞詞于龍洲道人、為賦此。同柳阜之・劉去非・石民瞻・周嘉仲・陳孟参・孟容、時八月五日也。

1蘆葉満汀洲、寒沙帯浅流。
2二十年・重過南楼。
3柳下繫船猶未穏、能幾日、又中秋。

4黄鶴断磯頭、故人曾到否。
5旧江山・渾是新愁。
6欲買桂花同載酒、終不似、少年遊。

安遠楼にて小さな集まりをした、酒杯をすすめる歌板※の姫はその姓を黄という者で、わたし龍洲道人に詞を乞うたので、これを作ってあげた。一緒にいたのは、柳阜之・劉去非・石民瞻・周嘉仲・陳孟参・孟容、時に八月五日であった。

1蘆の葉は汀に満ち、冷たい岸に浅い流れがある。
2二十年ぶりに再び南楼を通りかかった。
3柳の下に船を繫いだがまだ落ち着かない、幾日かあとには、また中秋。

4黄鶴楼は断崖の上、友はかつて来たかどうか。
5昔のままの川と山、すべて新しい愁い。
6桂花を買って一緒に酒に載せたいが、結局は若いころ遊んだようにはならないだろう。

蔡義江『宋詞三百首全解』注:
2南楼:安遠楼のこと。姜夔195「翠楼吟」の小序、参照。 4黄鶴磯:武昌の西にあり、上に黄鶴楼がある。 6欲買桂花同載酒:「欲買桂花酒同載(桂花酒を買いて同載せんと欲す)」の意。

※「歌板」はカスタネットに似た拍子をとる楽器。

安遠楼で(すこ)し集まり、(さかずき)(すす)める歌板()姫は黄と其の姓をいう者で、龍洲道人(わたし)()詞を乞うたので、その為に(これ)(つく)った。

柳阜之・劉去非・石民瞻・周嘉仲・陳孟参・孟容と(いっしょ)で、時に八月五日であっ()

 

1蘆の葉は汀洲(みぎわ)に満ち、(つめ)たい(きし)に浅い流れが()る。

2二十年ぶりに(ふたた)び南楼を(とおりかか)った。

3柳の下に船を繫いだが()未穏(おちつかな)い、幾日か(あと)には、又た中秋。

 

4黄鶴は断磯(だんがい)(うえ)故人(とも)(かつ)()たか(どう)か。

(むかし)(かわ)と山、渾是(すべて)新しい愁い。

6桂花を買って(いっしょ)に酒に載せたい()が、(けっきょく)少年(わかいとき)の遊びとは不似(ちが)う。


táng duō lìng

ān yuǎn lóu xiǎo jí,yòu shāng gē bǎn zhī jī huáng qí xìng zhě,qǐ cí yú long zhōu dà orén,wèi fù cǐ.
tóng liǔ fù zhī、liú qù fēi、shí mín zhān、zhōu jiā zhòng、chén mèng cān、mèng róng,shí bā yuè wǔ rì yě.

1 lú yè mǎn tīng zhōu,hán shā dài qiǎn liú.
2 èr shí nián、zhòng guò nán lóu.
3 liǔ xià xì chuán yóu wèi wěn,néng jǐ rì,yòu zhōng qiū.

4 huáng hè duàn jī tóu,gù rén céng dào fǒu.
5 jiù jiāng shān、hún shì xīn chóu.
6 yù mǎi guì huā tóng zǎi jiǔ,zhōng bú sì,shào nián yóu.

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