鷓鴣天 姜夔
元夕有所夢1肥水東流無尽期、当初不合種相思。
2夢中未比丹青見、暗裏忽驚山鳥啼。
3春未緑、鬢先糸。
4人閒別久不成悲。
5誰教歳歳紅蓮夜、両処沈吟各自知。
元夕に少しばかり夢をみた
1肥水は東に流れて尽きる時がない、当初から「相思」を植えるべきではなかった。
2夢の中では画と比べてぼんやりする、暗い中、とつぜん山鳥が啼いて目がさめた。
3春の柳がまだ緑にならないうちに、鬢が先に白い糸となる。
4この世で別れて久しくなると、悲しみもなくなるものだ。
5誰がさせているのだろう、毎年の灯火の夜、ふたつ離れたところで物思いしている、互いに分かっているように。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
1肥水:流れが東西に分かれ、東流して合肥を経て巣湖に注ぐ一本をいう。 2見:見られる。派生義で、明らかである、鮮明である。 5紅蓮:灯をいう。元宵に多く用いられる。欧陽脩「驀山渓(元夕)」の「繊手染香羅、剪紅蓮満城開遍」、郭応祥「好事近(丁卯元夕)」の「不比旧家繁盛、有紅蓮千朶」などがある。
※相思:相思子、紅豆のこと。ナンバンアカアズキの種子。王維「相思」詩に「紅豆生南国、春来発幾枝。願君多采擷、此物最相思(紅豆 南国に生じ、春来たりなば幾枝を発す。君に願う 多く採りて襭せよと、此の物 最も相思なり)」とある。
元夕に夢みた所が有った
1肥水は東に流れて尽きる期が無い、当初から相思※を種える不合かった。
2夢の中では丹青と比べて未見り、暗い裏、忽と山鳥が啼いて驚た。
3春がは未緑い、鬢が先に糸となる。
4人間で別れて久しいと、悲しみも不成る。
5誰がさせるのか、くる歳くる歳、紅蓮の夜、両処で沈吟する、各自に知っている。
zhè gū tiān
yuán xī yǒu suǒ mèng
1 féi shuǐ dōng liú wú jìn qī,dāng chū bù hé zhòng xiāng sī.
2 mèng zhōng wèi bǐ dān qīng jiàn,àn lǐ hū jīng shān niǎo tí.
3 chūn wèi lǜ,bìn xiān mì.
4 rén xián bié jiǔ bù chéng bēi.
5 shéi jiāo suì suì hóng lián yè,liǎng chù chén yín gè zì zhī.
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