2022年9月19日月曜日

182点絳唇(姜夔)

点絳唇  姜夔

丁未冬過呉松作

1燕雁無心、太湖西畔随雲去。
2数峰清苦、商略黄昏雨。

3第四橋辺、擬共天随住。
4今何許。
5憑欄懐古、残柳参差舞。

丁未の冬に呉松を通りかかって作った

1燕と雁が無心に、太湖の西の畔で雲に随って去る。
2数々の峰は清らかに、黄昏の雨と相談している。

3第四橋(甘泉橋)の辺りで、天随子(陸亀蒙)と共に暮らせたらいいのに。
4今の時勢や、いかばかりか。
5手すりにもたれていにしえを懐かしむだけ。枯れた柳がふぞろいに舞っている。

蔡義江『宋詞三百首全解』注:
0丁未:淳熙十四年(1187)。 呉松:別名、松江・松陵・笠沢、今の江蘇呉江。 2商略:相談する、下準備をする。 3第四橋:呉江城外の甘泉橋、泉の水が第四品にランクされるので、第四橋と呼ばれる。 天随:唐の陸亀蒙は天随子と自号し、松江上甫里に邸宅をかまえた。

丁未の冬に呉松を(とおりかか)って作った

 

1燕と雁が無心に、太湖の西の畔で雲に随って去る。

2数々の峰は清苦(きよ)らかに、黄昏の雨と商略(そうだん)している。

 

3第四橋の辺りで、天随(りくきもう)と共に(くら)せたら(いい)のに。

4今や何許(いかばかり)か。

(てすり)(もた)れて(いにしえ)(おも)う、()れた柳が参差(ふぞろい)に舞っている。


diǎn jiàng chún

ding wèi dōng guò wú sōng zuò

1 yàn yàn wú xīn,tài hú xī pàn suí yún qù.
2 shù fēng qīng kǔ,shāng lüè huáng hūn yǔ.

3 dì sì qiáo biān,nǐ gòng tiān suí zhù.
4 jīn hé xǔ.
5 píng lán huái gǔ,cán liǔ cēn cī wǔ.

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