瑞鶴仙 陸淞
1臉霞紅印枕、睡覚来・冠児還是不整。2屏閒麝煤冷、但眉峰圧翠、涙珠弾粉。
3堂深昼永、燕交飛・風簾露井。
4恨無人説与、相思近日、帯囲寬尽。
5重省、残灯朱幌、淡月紗窓、那時風景。
6陽台路迥、雲雨夢、便無準。
7待帰来、先指花梢教看、却把心期細問。
8問因循・過了青春、怎生意穏。
1顔の紅が枕につく、目覚めて、髪飾りはまだ整わないまま。
2屏風の中の炭は冷たい、ただ眉だけひそめて、涙がおしろいを弾く。
3たかどのは深く昼は永い、燕が飛び交う、風にふかれる簾と外の井戸に。
4恨めしい、語る人もなく、恋しくて近頃は、帯の周りがすっかり緩くなってしまった。
5また思い出す、残灯が朱のカーテンに、淡い月が紗をはった窓に映っていた、あの時の風景。
6陽台の路は遙か遠い、逢瀬の夢、それはあてがない。
7帰ってきたら、まず花の梢を指して見せよう、そして気持ちを細かに尋ねよう。
8尋ねるのだ、青春を過ぎてしまって、どうして我慢していられるのか、と。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
2麝煤:墨を作る材料。墨の代称に。ここは屏風の字や画をいう。 6陽台:男女が交歓するところ。晏幾道054「木蘭花」の「朝雲」の注、参照。
1臉の霞紅が枕に印く、睡覚来て、冠児は還是だ不整い。
2屏間の麝煤は冷たい、但だ眉峰だけ圧翠めて、涙珠が粉を弾く。
3堂は深く昼は永い、燕が交飛う、風ふく簾と露の井に。
4恨めしい、説与る無人く、相思しくて近日は、帯の囲が寬尽い。
5重た省す、残灯が朱幌に、淡い月が紗窓に、那の時の風景。
6陽台の路は迥か、雲雨の夢、便は無準い。
7帰って来たら、先ず花の梢を指して看せよう、却て心期を細かに問ねよう。
8問ねる、青春を過了て因循って、怎て意穏して生れるのか、と。
ruì hè xiān
1 liǎn xiá hóng yìn zhěn,shuì jiào lái、guàn ér hái shì bù zhěng.
2 píng xián shè méi lěng,dàn méi fēng yā cuì,lèi zhū dàn fěn.
3 táng shēn zhòu yǒng,yàn jiāo fēi、fēng lián lù jǐng.
4 hèn wú rén shuō yǔ,xiāng sī jìn rì,dài wéi kuān jìn.
5 zhòng shěng,cán dēng zhū huǎng,dàn yuè shā chuān,nà shí fēng jǐng.
6 yáng tái lù jiǒng,yún yǔ mèng,biàn wú zhǔn.
7 dài guī lái,xiān zhǐ huā shāo jiāo kàn,què bǎ xīn qī xì wèn.
8 wèn yīn xún、guò liǎo qīng chūn,zěn shēng yi wěn.
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